日本健康武道協会 Japan Wellness-Budo Associationとは

古来、武道とは殺法と活法が表裏一体となり成立するものでした。
殺法は読んで字のごとく殺す方法。これは身を守ることと共に立場上あるいは役職上人を斬ることもありました。
一方活法は、病んだ心身を治癒へと向かわせる術であり、おそらく養生法と言われるもの。健康のための術です。

翻って現代では、殺法とは護身術であり、他者から身を護るだけでなく、心身を鍛え整えることで自分を護ること、となります。
また活法は、現代医学にとどまらず、代替療法などの施療法のうち実効性のあるもの(効果・実績があるもの)をさし、健康体への道筋、と言えます。

当協会は、これら表裏一体となる武道の考え方を、現代に則した人間形成に必要な要素としてとらえた上で、心身ともに健康な人生を歩むための方法論として活かすために発足した団体です。

日本健康武道協会は「健康武道 健進会」の運営と級位・段位認定をおこなっています。

健康武道 健進会」とは・・・
体力をつける
心肺機能の低下を防ぐ
体幹を鍛えて体軸感覚を身につける
瞬時の判断力を身につける
多少の苦しさは乗り越える
その先に清々しさがあることを知る
良い汗をかく
思いやりや礼儀を覚える
仲間と共に有意義な時間を過ごす
そしてコツコツと続けていく
そんな思いを実現させるべく、「武道」を人生の質(QOL)を高める一つの手段として捉え、男性も女性も子供も、家族一緒でも参加できることをコンセプトに活動しています。
健康な心身を目指すための武道なので、競技・試合重視ではありません。
あくまで「敵は己の中にあり」の考え方のもと、コツコツと稽古を続けています。

  • 体力をつける・・・普段使っていない筋肉を使い、カロリーの消費量は抜群です。
  • 心肺機能の低下を防ぐ・・・内臓の機能は刺激をしないと低下します。デスクワークや運動をほとんどしない状態では内蔵機能は衰えます。
  • 体幹を鍛えて体軸感覚を身につける・・・体軸感覚は腰痛など様々な不調の予防対策として非常に効果があり、姿勢が良くなります。
  • 瞬時の判断力を身につける・・・人生には熟考しなければならない時と瞬時に判断しなければならない時があります。特にアクシデントに見舞われた場合、とっさの判断が生死を分けることもあります。
  • 多少の苦しさは乗り越える・・・稽古では筋肉が震えること、息が上がることもありますが、その少し先を目指すことで心を強くします。
  • その先に清々しさがあることを知る・・・頑張った自分を認めること、頑張った他者を称えることは心の安定を生み、融和の心を育みます。
  • 良い汗をかく・・・現代はストレスが多いもの。ストレス解消に役立ちます。
  • 思いやりや礼儀を覚える・・・大人ですら忘れかけている人が多い。子供とともに習慣にします。
  • 仲間と共に有意義な時間を過ごす・・・ひとりでストイックにやるのは長続きしないものです。仲間がいれば楽しくできます。
  • そしてコツコツと続けていく・・・継続は力なり。武道を続けることで本質をつかんでいきます。

日本健康武道協会
本部
東京都江戸川区南葛西1-3-17-1104
   いりかわカイロプラクティック
   
   03-5676-2587

代表・主席師範        入川 進
認定師範代・上級指導員  菅原 淳
認定中級指導員        秦 直子
認定初級指導員        清水 丈晴
                  宮林 剛之                

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心技体…41

●現代の護身術を考える その23●

前回、日本は安全な国ではなくなったという話をしました。
昨今、外交の分野でも非常に緊張を強いられる場面を目にするようになりました。現実問題として、中東では未だに内戦が終息する気配さえも見えず、日本人が犠牲になることもしばしばありました。また、近隣諸国との関係も綱渡り的な危うさがあり、ややもすると実力行使に発展するのではという危惧さえあります。いずれも遠い過去からの軋轢が生み出したもので、簡単に解決できる問題ではありません。
しかし最も危惧すべきは、国民が他国に対しての敵対心から無意識のうちに極右的な思想に扇動されることです。日本に生まれた以上、日本人としてのアイデンティティーを持つのは当然のことだし、ある意味の愛国心も必要でしょう。何故なら自国があるから生きて生活していけるという掛け替えのない事実があるからです。
原発問題や震災復興、また混沌として景気にも先が見えない現状は政治に対しての不満を生みます。外交でもその手腕が発揮できないとなれば当然政権への不信感はピークに達するでしょう。
しかし、そんな時にもっともらしいキャッチフレーズで国民感情が収まるような政治的活動が広まったなら・・・。そしてそれが実は極めて偏った思想の裏付けに基づいていたら・・・。国民はいとも簡単に洗脳されてしまう。それが過去に過ちを犯した日本国民の遺伝子でもあります。そのことを忘れずに、怪しい方向に日本が向かってしまわないようにしなければなりません。
少なくとも後世の子供たちに負の土産を置いていくことにならないように。

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心 技 体…40

●現代の護身術を考える その22●

昨今の国内の事件・事故の報道を見聞きしていると、日本が安全な国ではなくなった現実をひしひしと感じます。平穏な日常であるはずの時の流れが、ある時突然奪われてしまう。ごく身近な所で起こるようになってしまっていることに、将来の日本を危惧してなりません。
事件・事故が起こった時にその事後処理を担当するのは警察で、何かあったときは警察官に委ねることは言うまでもないことですが、しかしながら警察は予防対策はしてくれません。事前に防ぐ手立ては自分自身でおこなうしかないのです。だからこそ自分や周りの人を守る術を、危険回避も含めて訓練していくことは、もはや我々一般人の宿命とも言えるのです。
近頃は脱法ドラッグがかなり蔓延していて、それこそすぐ傍を歩いている人が突然奇行に走ったり犯罪者となる危険が常にあるのだと言うことを自覚して過ごす必要があります。
歩き方や目つきなどの気配によって距離を置くべきか否かを判断することは重要です。また、動きにくい服装をしていれば、緊急時の行動はそれだけ制約されリスクが高まることも覚えておかなければなりません。
何が起ころうとも常に瞬時に動ける意識を持って行動すべきでしょう。特に歩行時には前後左右の他人の存在や動きにアンテナを巡らすことも重要です。
気が緩んだ状態はリスクを回避しにくい状態なのだということを肝に銘じ、自分もそして大切な周りの人も、被害者にならないために高い心身活性を保ちましょう。
いかにして身を守るか、これからの日本人には重要な課題なのです。

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心 技 体…39

●現代の護身術を考える その21●

車が関わる痛ましい事故が後を絶ちません。無謀な運転、居眠り、注意力の欠如・・・。免許を取得するために教習所で座学と実習を繰り返していた頃には責任意識の低下が引き起こす悲惨な状況をビデオで散々見てきているはずです。しかしながら喉もと過ぎれば・・・でしょうか。ひとたび公道を走るようになるとそんなことは忘れてしまっている。
我々の周りには凶器が溢れているのだと言うことを改めて肝に銘じておく必要があるのでしょう。そんな凶器から身を守るにはどうしたらよいのか?
道を歩いていて我々は様々な情報の渦にさらされています。
江戸時代やもっと昔であれば、鳥が飛び立つ音や虫の音が止まること、匂い気配などで危険な状況を察知できていました。しかし現代においては情報源はスマートフォンなどの携帯端末に取って代わり、周囲の視覚情報さえもままならない状態で歩いている人が増えてきました。感覚や気配で捉えるのではなく目の前の液晶画面だけがアンテナになってしまったのです。
海外であればそんなのん気な、あからさまに油断した歩き方はスリや強盗の格好の餌食となります。しかし日本も例外ではなく、もはや平和な国ではなくなり、身の守り方を真剣に考えないといけない国になってしまったのです。
地面を俯きながら、あるいは液晶を注視しながら歩くのではなく、顔を上げて周囲をよく見ながら行動すること。目に見える情報だけでなく、耳から聞こえる情報、匂いの情報、また肌から感じ取る情報などを研ぎ澄まし、様々な情報の渦をしっかり振り分け、早めの判断をしていくことが危険回避の大切な要素であることを、我々はしっかりと自覚していくべきなのです。

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